先月は、人形と夢の目覚めの冒頭部分の子守唄を両手で練習していました。
ただ、演奏するだけではつまらない!と思った私は、あえてどんな楽曲かとは伝えずに、旋律を聞いて楽譜に写してみるという課題をAちゃんに与えました。
この課題は、Aちゃんにとって少し難しくもあり、おもしろかったようで、熱心に自分の耳を頼りに楽譜に音符や休符を並べていました。
(この学習で習得できたこと)
1、拍子
2、音符・休符の長さ
3、リズム
当然のことながら、日頃何気なく音楽を聴くことと、楽譜に正しく書き写すことを目的とした学習とでは脳の働き自体も違うのだと思っております。
レッスン中は、指導に集中しているためわかりやすいがぞうはありません。
このブログを見ながら、「どんなレッスンかな?」と興味がわいた方は、一度レッスンに足を運んでみてくださいね。
その方が、早いと思いますよ。
今回は、このモチーフではじまる楽章
「弾いてみたい」気持ちが先走りすぎて、前のめりになりがちなAちゃんの性格を見越してこのようにリズム譜にしてリズムパターンにチャレンジ。
今回の章で、テーマにもなっているこのリズムパターン。
いきなり演奏しようとする Aちゃんに、このリズム譜を提示。まずは、いっしょに両手を使ってリズム練習。
アウフタクトなので、リズムの始まり部分は少し注意してねと言葉をかけました。
十分にリズム練習をしたあとに、実際に旋律を練習。
初めてなので、少し難しかったようですが「弾いてみたい」という気持ちは優っていたようで、あっという間に時間はすぎてゆき、音楽理論学習の時間を迎えることに。
コード理論
クラシックでいうところの、長三和音、短三和音、増三和音、減三和音の4つの学習を今日からスタート。
和音の習得は、早ければ早いほど楽しみながらできると考えております。
楽曲に出会った都度、学習するという方法もあります。が、やはり事前に知っておいた方がより楽曲に関心が持てるのではないか?と考えたため、今回から開始します。
長三和音はM、短三和音はm、増三和音はaug、減三和音はdimいう名前があり、英語表記で書くことを伝えると、ささっと書いて理解しようとする姿が。。。 英語に慣れているようです。
名前を覚えた後は、この4つの和音を使って音あて遊びをしました。
これは、chord nameをいずれ覚える際のカードです。
手作り!
三和音の4つの基本の響きを学ぶことで、交わった音、共鳴する音とは?などなど。
一歩踏み込んだ音楽理論を楽しみながら、様々な音楽をより良く楽しめる感性、価値観を育てたいなと感じました。
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