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ジャケットが語る物語と音の世界

今年の夏は、珍しくかおり先生も熱くなりました。

熱くなった理由は、県岐商が甲子園でベスト4になったことです・・・ 正直、野球はあまりわからないのですが、それでもやっぱり気持ちが上がりました・・ やっぱり嬉しいものですよね?

嬉しい気持ちを込めて、ポケモン飛行機を掲載しまーす。

当教室は、岐阜市内外の生徒、岐阜県外の生徒たちが在籍しているので、オンライン・オフライン共にレッスンの折に、少し甲子園の話でも盛り上がりたいところです。

 

今回は、前回のブログでも少し話した頂いたレコードの持ち主のK先生の音楽鑑賞を始めたきっかけを中心としたブログを書き進めたいと思います。

音楽鑑賞のきっかけ

前回ご紹介したレコードのジャケット画像を、今回は改めて掲載します。譲ってくださったK先生は、実際には楽器を演奏されるわけではありませんが、学生時代からジャズ、クラシック、民族音楽など幅広い音楽に強い関心を持たれていました。そのきっかけは音楽そのものではなく、専門とする言語学への探究心。言葉と音の世界を行き来する中で、自然と音楽へと惹かれていったそうです。

 

 

特にクラシックではブラームスを好まれます。キリスト教信者ではないものの聖書はすべて読破されたとのことで、その背景から音楽を味わう視点を持ちながらも、バッハにはそこまで心を寄せなかったそうです。そんな姿勢もまた、先生らしい独自の感性を表しています。

 

インタビューで見えたこと

 

当時、K先生の勤務先の会社の優待制度で安価にレコードを手にできたことが収集のきっかけとなりましたが、それも今思えば偶然の出会いのような出来事。

もし現代の学生であれば、配信音源やデジタル音楽との関わり方になっていたのかもしれません。現在は、場所を取らないCDで音楽を楽しんでおられるそうです。

一方で先生は今、AIの知識を新たに構築し、大学生たちに指導を続けています。アナログのレコードとデジタルのAI。対照的な世界を往復する姿に、学びの奥深さを感じます。

 

「音楽の専門家ではないので」

謙遜されるK先生は、学生であったかおり先生に対して「学ぼう」という姿勢がある方。

博士ともなると、やはり全く違うのだな・・と当たり前ですが思い知らされます。。そんな素晴らしい先生に、お会いできただけではなく、貴重なプレゼントをいただけて、嬉しい限り。

 

 

この嬉しさを、嬉しいという気持ちで終わらせることなく、今後はこのレコードプレーヤーと共に、教室での時間をより豊かに彩っていきたいと思います。針を落とすひととき、アナログならではの温もりある音に包まれながら、みなさんと優雅な時間を分かち合えたら嬉しいです。